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IT系企業で働くアラサーの覚え書き

IT系企業で働くアラサーの男です。仕事の事、本の事、何か思った事を書いていきます。

IT業界という世界で働く 1

僕自身はIT業界で働いて約14年ほどがたちました。
仕事なので嫌な事や面倒な事も勿論ありますが、この業界を本気で辞めたいと思ったことはありません。
むしろこの業界で働けて良かった、という気持ちが強いです。


しかし、残念ながらこの業界は世間一般的にはあまりいい評価を聞きません。
この業界が一番いいなんて思っているわけではありませんが、この業界に多少なりとも興味がある人がいるのであれば僕は挑戦してみることをお勧めしたいと思っています。

前置きが長くなりましたが、今回の記事では主にネットなどで話題に上がっているこの業界について、僕自身が感じたこと、体験したことについていくつか書きたいと思います。

この業界に興味があり、色々と調べている方がいるのであればその一つとして本記事を参考にしていただければと思います。
なお、本記事はたった一人の平凡なサラリーマンが実際に体験したこと、感じたことを書いているに過ぎないので、本記事だけでなく色々と検索してみることをお勧めします。

また、IT業界について書かれているサイトはたくさんありますので、それらのサイトを紹介しつつ僕の考えなどを書かせて頂きたいと思います。

僕は何者なのか

やはりこういう記事を書く場合、書いている人間がどういう人間なのかが分からないとなかなか頭に入ってこないだろうと思います。
また、IT業界と一言で言ってもかなり範囲が広いため僕の経歴を簡単に紹介したいとおもいます。


【経歴】
一社目:
新卒で入社した会社は約500人ほどの独立系SIerでした。
この会社は客先常駐がほぼ100%の会社でしたので、色々な会社に常駐しながら主に企業向けのWEBアプリケーションの開発を行っていました。

二社目:
金融系の社内SEとして社内システムを開発。

三社目:(現在)
同じく金融系の社内SEとして社内システムを中心に、一部お客様向けシムテムも開発。

要するにIT業界の中で企業向けのWEBアプリケーション開発をプログラマー、SEとして働いているということです。

運用、ネットワーク、コンサルティングや組み込み、自社サービスを展開しているような会社での経験はありませんので、その点にご注意ください。

よくある話題

【残業が多い】

前段のお話:
よくIT業界で問題、話題になるお話だと思います。
これは他の項目にも当てはまる事ですが、プロジェクト、担当する仕事、会社次第です。
これは当たり前の話ですが、重要な事です。
要はすべての会社に当てはまるような事は無いということです。
残業がほとんどない会社やプロジェクトもあれば100時間くらい残業する仕事やプロジェクトもあるという事です。

しかし、それだけではお話が終わってしまうのでそういう前提がありながらも実際のところどうなのかを書いてみたいと思います。

実体験:
僕が体験した中で一番残業が多かった時期は、半年間ほど毎月120時間超えの残業があった時です。
そして、一番残業が少なかった時は残業時間が1時間でした。
おおよそ平均すると毎月30時間〜50時間くらいが多かったように思います。
これが多いと考えるのか、普通と考えるのか少ないと思うのかは人それぞれだと思います。
学生さんでまだ社会人経験がない場合には大変多く感じるかもしれません。
僕も社会人になる前は残業なんて考えられなかったし、したくなかったからです。

今、社会人になり10年以上働いている訳ですが、その感覚としてはちょっと多いかなくらいです。一社目にいた時には。

二社目以降の社内SEに転職し数年以上たった今、30時間でも多く感じます。
どういう事かと言うと、社内SEでは残業時間が20時間を超えたことがほとんどないのです。

僕は他の業界で働いた事がありません。
ですので、残念ながら他の業界と比べる事はできません。
しかし、他の業界もきっと会社によって全くことなるのでしょう。

結局のところ、残業が多いのか?と聞かれればやはり会社次第という回答になってしまいます。
しかし、残業が多くなってしまう傾向がある会社というものがある事が分かりました。
一社目と二社目以降の会社で何が違うのでしょうか。
この点については別途書きたいと思います。

重要な事は残業が少なそうな会社を選んで入社するという事なのです。

【ずっと勉強し続けないといけない】

前段のお話:
プログラマーは技術職なのだから、プライベートの時間も使ってずっと勉強しないといけない。

この業界は新しい技術が次々に出てくるので、勉強しないとすぐについて行けなくなる。

このようなお話もよく聞く話ではないでしょうか。
実際はのところ、どうなのでしょうか。


実体験:
まず、やはり他の業界と比べるとプライベートな時間に勉強する必要性が若干高いかもしれません。
特に入社1年目〜2年目あたりはこの傾向が顕著です。

SIer系、ユーザ系企業は資格の取得を重要視している傾向がありますので、入社して暫くは資格の取得に向けた勉強を行うことになります。

最初は研修期間などがあると思いますので、会社で勉強もできるかと思いますが研修期間が終われば家(通勤中とか)で勉強せざるを得ません。

受ける資格の難易度にもよりますが、相当地頭がよかったり、要領が良くないとそれなりに勉強しないと受からないと思いますのでプライベートな時間を削る事になるかと思います。

ただ、資格試験に関しては最初の数年頑張って取ってしまえばあまり会社からうるさく言われることもないと思いますので、ずっと勉強し続ける必要はないかと思います。(もちろん、資格に関しても勉強し続ける方が良いに決まっていますが。)


問題は資格試験以外の勉強です。
資格試験以外になぜ勉強しなければならないのでしょうか。
そもそも、どのような仕事があるのかとあわせて見て行きたいと思います。

(1) 簡単な仕事
担当する仕事によってはほとんどプライベートな時間を割いて勉強せずにこなせる仕事もあります。
このような仕事はだいたい簡単なマニュアルや手順が確立されており、何日間か経験者に教えてもらえれば特に問題なくこなせる仕事です。

特に大規模なプロジェクトにおいて試験フェーズに入ると割りとよくあったりします。
この手の仕事はだいたいEXCELに試験実施手順が全て書かれており、その手順通りに操作を実施して想定どおりの結果になることを確認することが多いのです。

このような仕事は特に技術や知識は不要なため、手順や対象となるシステムの操作に慣れてしまうと問題なく実施できると思います。

もはや、パソコンとEXCELの簡単な操作方法さえ知っていればIT業界の人でなくてもできるのではないかという仕事が実際にたくさんあります。

この仕事をしている場合、ほとんどプライベートな時間で勉強する必要はないでしょう。



(2) 他人の真似事で何とかなる仕事
これも大規模なプロジェクトによくある仕事です。
さすがにプログラミングの初歩くらいは知っていないとつらいですが、研修期間の勉強とネット環境、誰かが作ったプログラムのコピーでなんとかなる仕事があります。

色々な所から、これから自分で作ろとしている処理と同じようなものを探し出し、コピペしてみたり、少し変えてみたりして作り出していくのです。
何も調べる事が悪いわけでも、コピペしてくるのが悪いわけでもありません。(コピペは悪い事もありますが。)

このように仕事を進めていく多くの人は、
どうしてこの結果になるのか?
なぜこの様な実装になっているのか?
を理解しないまま進めていきます。
この事が一番の問題です。

何パターンか動かしてみて動いたら、終わり!で仕事(開発)終わりました!となるのです。
その後、試験フェーズになり色々なパターンで確認してみると動かないことがあります。(不具合)
しかし、処理を理解せずにここまで進めてきた当の本人は修正ができないのです。

なにせ、最初からどうして動いているのかも、なぜこの様な実装になっているのかも理解していないのですから修正できないに決まっていますね。

このようにある程度の知識は必要ですが、研修期間やネット環境、コピーする対象があったりとする場合はあまり勉強する必要がありません。
その場しのぎで何とかなるし、最悪誰かが修正してくれます。


さて、(1)、(2)のような仕事ですが本当にこの様なプロジェクト(仕事)は多いです。
そしてこの様なプロジェクト(仕事)がすぐに無くなるような事はないと思いますので、もしかすると特にプライベートな時間を割いて勉強する必要がずっとないかもしれません。

実際に、おそらくこの様なプロジェクト(仕事)しか経験してこなかったんだろうなぁ、という30代、40代の人達をたくさん見てきました。

では、結論として勉強なんかしなくても問題ありません。
となるのでしょうか。

これはその人の考え方次第かもしれません。
この様に簡単な作業がずっとあると信じて、スキルアップを選択しない事もその人の人生だと思います。
また、あまり仕事が出来ない人はいつまでたってもなかなか自立が出来ずに誰かの支持待ち状態になりがちです。
それでも問題ない、という人は勉強の必要はありません。

ただ、この可能であれば僕自身はこの様な人と一緒に仕事をしたくありません。

長くなってきたので続きは別記事にしたいと思います。