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IT系企業で働くアラサーの覚え書き

IT系企業で働くアラサーの男です。仕事の事、本の事、何か思った事を書いていきます。

IT系企業(独立系SIer)で働いていて良くなかった事 ベスト3

雑記

こんにちわ。


今回は、僕が約10年勤めた独立系SIerで働いていて良くなかった事を3つ程ご紹介しようと思います。

前回は良かった事をご紹介させて頂きました。
宜しければ事前にご覧下さい。
http://rgb-color.hatenablog.com/entry/2015/12/19/170801


悪かった事

その一.

マネジメント、上流工程を経験できない

特に僕自身の会社が2次請けがあればいい方で、大半が3次請け以降でしたのでほとんどの仕事が実装からでした。
大手のSIerであればこんな事はないのかもしれませんが、世の中にたくさんある中小の独立系SIerでは大半が同じよう感じだと思います。

基本設計とかは時々チャンスがありましたが、要件定義や人の管理、プロジェクト全体のスケジュールやら見積もり等は全く携われる事がありませんでした。
これはSIer業界で生きていこうとする人にとってはかなり致命的です。
年齢が上がれば上がるほどこの様な知識・経験が必要になります。
この経験ができないのは非常に致命的と思われます。

その二.

自分で作業をコントロールできない

客先常駐で仕事をする場合、基本的にはお客様に常に作業を管理され、作業が終わればまた他の作業を指示されます。
契約形態にもよりますが、時間精算の場合には僕は労働力を時間で提供しているので自分勝手に仕事をしてはいけません。

例えば、作業効率化のためあるフレームワークの導入を簡単に資料を作成して提案した事がありす。
このフレームワークを導入して、こういう風にするとこれだけ時間が短縮できて品質向上も望めます!みたいな資料です。
時間にして1時間もかかっていないくらいです。
しかし、お客様に怒られました。
今思えば当たり前なのですが、ようはその資料作りにかけた時間は誰がお金払うんですか?っていう話です。
お客様はそんなもの依頼しても、望んでもいなかったのです。
そんなことしている時間があるのであれば他の作業をして欲しい訳です。
当時はあまりこういうお金の事や契約形態を理解していなかったのでこの様な事になってしまいました。
やるのであれば事前に許可を得てからやるべきでしたね。

しかし、結局のところ何をやるにしても許可が必要で余計な事を言い過ぎると邪魔者扱いされる事もあります。
勿論、これは客先常駐でない仕事でも同じ事なのかもしれません。
ただ、僕がいた会社の場合は課長、部長クラスまでも客先常駐で仕事をしていましたので、そのレベルになってもお客様の指示で仕事をしていました。
さすがにその役職になったら多少は自分の権限で仕事をコントロールできるのが普通なのではないでしょうか。

その三.

自分がどこの会社の社員なのか分からなくなる

僕がいたような小さな会社ではお客様先で自社名を出すような事はありません。
なぜならお客様先で仕事をする時には大手SIerの社員として働くからです。

そして三次請け、四次請けとしてお客様先に行く場合にはもはや自分がどこの社員なのか分からなくなります。
例えば、だいたい何処の現場でも勤務時間をExcelや勤務システムで管理しているのですが、それぞれの会社に別々に提出しないと行けませんでした。

また、自分の会社から何人か一緒に同じプロジェクトに参加できていればいいのですが、結構な割合で自分一人で参画する事もありました。
そうすると自社の人間に会うことがほとんどありません。多くて月一回でしょうか。
普段仕事してる周りの人は全員他社の人ですので、気がつくと自社の人間より他社の人との方が仲良くなるのはあるあるです。
というか、新卒・中途の人にもほとんど会うことがないので気がつくと知らない人間が自社にたくさんいます・・・。

最後に

結局のところ、マネジメントや上流工程が経験できない事が一番よろしくない事だと考えています。
また、自分の作業がコントロール出来ないという事は精神的に窮屈です。
しかし問題はそこだけではありません。
僕が特に問題だと考えている点は、人から指示を常に受けていないと仕事が出来ないということに慣れきってしまうことなのです。
これではいつまで経ってもただの一作業者でおわってしまいます。

やはり客先常駐で一生働いていくには不安要素が多いですね。
だから私は転職しました。
この話はまた次回に。